2022-05-25

ハルヒル2022参戦記〜めぐりあい榛名

「こんなに嬉しいことはない……

“劇場版・機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙” でアムロも言っているとおり(動画1分20秒くらいのところ)、めぐりあい、というのは嬉しいものですね。。。

今年のハルヒルで、ワタシにも素敵なめぐりあいがありました。

過去に各地の自転車イベントで出会って、話をした方々に「あのときの山田さんですよね?」と声をかけてもらったり、ワタシの方から「あのときの・・・?」と声かけさせてもらったり。。。こんなに嬉しいことない、って思っちゃいますね。やっぱり。

八方ヶ原の舟迫くん

スタート直前に緊張から、ちょっとオシッコに行って戻ってくると、ワタシの愛車の前に佇んでいる人が。

「あのー、山田くんですよね?」

と声をかけてくれたのは、栃木県のやいた八方ヶ原ヒルクライム大会でご一緒した舟迫(ふなばさま)くんでした。

舟迫くんは複雑なめぐりあいの伏線があって、ややこしいのですが・・・

まず・・・松島秀樹くん(ヒデちゃん)というワタシの大学同級生がいまして、ヒデちゃんも自転車愛好家なのでハルヒルも何度か一緒に参加したのですが、そのヒデちゃんが数年前、栃木県・那須の方へ転勤していった時期がありました。その栃木の転勤先にいたのが、舟迫くんだったそうで。

実はヒデちゃんと舟迫くんは高校?中学?の同級生で、卒業以来会っていなかったのが、ヒデちゃんの転勤でウン十年ぶりに、同僚として再会したんだとか。そんなこともあるんですね。。。さらに、舟迫くんも同じく自転車を趣味にしていたという偶然。それで、那須のヒデちゃん宅に遊びに行くついでに、近くで開催される八方ヶ原ヒルクライムに参加して、そこで舟迫くんと会った、というワケです。

舟迫くんと会ったのはその一度きりですが、覚えていてくれて声を掛けてくれたのです。こんなに嬉しいことは無い……。

今回、ライン交換もしたので、また別の大会で会う機会もあるんじゃないかなーと期待しています。

陸前高田の村井さん

ハルヒル、なんとかゴールして麓の会場まで下り道を走っていると、後ろから声を掛ける人が。

「あのー、山田さんですよね?」

一緒にスタートラインに並んだ舟迫くんとは、スタート後はバラバラになってしまったので、舟迫くんが下り道で見つけてくれて声をかけてくれたんだー、と思ってペラペラおしゃべりしながら一緒に下りました。

「松島くんがさー」「お子さん元気ー?」などなど、楽しくノリノリで話すものの、微妙に噛み合わない。。。なんかおかしいな・・・と思いつつ、麓の会場に着いて良く良く見ると、、、舟迫くんじゃない!全然他人!

大会に出るサイクリストって大体サングラスしてるし、このご時世でマスクもしてたりするから、誰が誰だか見た目で判断つきにくいのです。。。

サングラスとマスクを外してもらって、やっとわかりました。以前参加したツール・ド・東北でお会いした村井さんでした。まったくトンチンカンな会話をしてしまって、恥ずかしい。。。

しかし村井さんとは、ツール・ド・東北の大会前日に観光サイクリングで立ち寄った、陸前高田の寿司屋でお会いして、宿をとっていた気仙沼まで帰り道をご一緒した(村井さん速すぎてワタシは途中で千切れた)、ほんの刹那のご縁だったのですが、よく覚えていてくれて、こんなに嬉しいことは無い……。

ワタシ、ツール・ド・東北の時とハルヒルで乗ってた自転車も全然違うのに、本当によく見つけて声を掛けて下しました。感謝。とりあえず今年のツール・ド・東北、エントリーしたので石巻の会場でまた会えることを期待しています。

甘利山の戦国くん

写真の向かって左は、ワタシと同行のC☆takaさん。めぐりあいのご当人は右側の彼、名前を聞き忘れたので「戦国くん」としておきましょう。

かつて山梨県韮崎市の甘利山で開催された「戦国ヒルクライム」というイベントで、デザインもろもろのお手伝いをさせてもらっていました。残念ながらこの大会、もう無くなってしまったのですが、戦国時代風の演出(開催地が戦国武将・武田信玄と縁が深い土地なので)や、日本有数で挑戦しがいのある難コースだったりで、規模は小さいながら、かなりコアな人気がを集めた大会でした。

それで、大会スペシャルジャージを制作して限定販売したんですが、これが評判がよかったようで、自転車イベントで着ている方を時々見かけたり、C☆takaさんは「戦国ジャージ」で荒川サイクリングロードを走っていて「カッコいいジャージですね!どこで買ったんですか?」と聞かれたこともあるそうで。

今回、ハルヒルの山道を登っていると、前方に戦国ジャージを着た方を見かけたので、全力ダッシュで近付いて声掛けさせてもらいました。「戦国ヒルクライム出たんですか?」「僭越ながらそのジャージをデザインしたの、自分なんですよ」・・・。

すると、「ああー!あのときの!戦国ヒルクライムの会場でデザイナーさんに声を掛けてもらったので、背中を押されて、ジャージ買っちゃいました!」と言ってくれて。ありがとう戦国くん。。。こんなに嬉しいことは無い……。

自分も自転車イベントに参加する時、戦国ジャージ着てみようかな。そしたらまた違っためぐりあい、あるかも?

今年のハルヒル、残念ながら、コロナ禍前に比べると大幅に参加者数も減ってしまって、馴染みの仲間と会えず、ちょっと寂しいなぁと思っていたところ、予想外のめぐりあいに恵まれて、こんなに嬉しいことは無い……。

でも、来年はまた以前のような活気にあふれたハルヒル会場で、みんなとめぐりあいたい、ですね。

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