ハルヒル2022参戦記〜むしろ番外編がメイン
趣味である自転車の大会、榛名山ヒルクライム(通称ハルヒル)に参加してきました。
群馬の名峰・榛名山の麓から、山頂近くの榛名湖まで自転車で登る恒例のイベントで、開催地の高崎・榛名が街を挙げての大歓迎。毎年参加するのを楽しみにしていたのですが、ここ数年は流行り病の影響で参加出来ていませんでした。3年ぶり?の高崎訪問になります。
この大会、第1回大会から参加していますが、大会前日の土曜に高崎入りして、観光サイクリングを堪能してから日曜の本番に臨む、というのがお決まりの行動パターン。なんだかんだで7回?8回目?の参加なので、高崎エリアの観光スポットはずいぶん探索してきたんじゃないかと思います。
今年は練習不足すぎて、本番での成績がまったく望めない。。。ということで例年にも増して、番外編を頑張る決意で高崎駅に降り立ったのでした。
土曜昼前。高崎駅前での大会受付をすませて、まず向かったのがこちら。
初回から一緒に大会参加しているC☆takaさんが下調べしてくれた、高崎が生んだレジェンドバンド・BOØWYのギタリスト、布袋寅泰コラボなマンホール at 高崎芸術劇場。
ご当地柄マンホールを「マンホールカード」で配布してる自治体もありますが、こちらの布袋マンホールはカード化してない模様。配ったら巡礼客、増えると思うけどなー。
続きまして、、、ミニベロ・折り畳み自転車の名店、CYCLE TECH-IKDへ。自分はBikeFRIDAYという米国メーカーの小径自転車を愛用していますが、こちらは古くからBikeFRIDAYを扱っている数少ないショップで、前から巡礼したいと思っていた聖地なのです。このたび念願叶いましたが・・・ミニベロの名店に車輪のデカい普通のロードバイクで乗り付けるとは我ながら無礼者。。。
高崎での定宿への道すがら、上州名物・焼きまんじゅうで小腹を満たす。ワタシはノーマル焼きまんじゅう(200円)、C☆takaさんはアンコ入り(300円)。ふわふわで甘辛で香ばしく、大変美味しゅうございました。こちら焼きまんじゅう店・小板橋さんは、なかなか面白いお店だったので、また別の記事でまとめたいと思います。
宿に荷物を下ろして、高崎郊外に脚を伸ばします。
例年であれば、事前練習を兼ねて本番コース中腹にある榛名山神社まで安全祈願に行くのですが、神社までの山道がキツいので、、、今年はまったく別方向へ向けて楽々サイクリング。
そして辿り着いたのがこちら。
住宅地の片隅に突如現れる、福岡の明太子メーカー・かねふく運営の「めんたいパーク」。
海無し県グンマーに何の縁があるかは知りませんが、つい最近(2022年4月)オープンしたばかりで、意外なほど大賑わいでした。「できたて明太子」などのお土産が買えるほか、工場見学などの家族連れで楽しめる要素があって、まさに明太子のテーマパーク。
ワタシもはしゃいで、明太子大使の氷川きよし様と記念撮影。芸能活動休止する?んでしたっけ?氷川さん。もしかしたら貴重な1枚になるのかも、コレ。
遅めの昼飯はめんたいパークのフードコーナーで「鬼盛りめんたい丼」を。「鬼盛り」の名前の通り、明太子のボリュームが異次元。。。明太子と白米の比率が1対1のハーフ&ハーフ状態です。食いながら飽きてしまうかと思いきや、後からかける旨タレや刻み海苔もついてくるので、味変しながらペロリと完食。800円でコスパもよろしく、通風まっしぐら必至の罪深い一品でした。
めんたいパークを後にして向かったのは・・・こんにゃくパーク。
群馬といえばこんにゃく。こんにゃくといえば群馬。ですが、まさか「パーク」があるとは思いませんでした。。。めんたいパークに負けず劣らずの大盛況。
ミスター・グンマー、こんにゃく大使の中山ヒデさんがお出迎え。
こちらの施設、工場見学やこんにゃくの格安販売も魅力的ですが、目玉コンテンツは無料のこんにゃくバイキング。施設の入場料も無料なので、コンニャクがタダ食いし放題!
「食い放題って言っても、おでんのコンニャクみたいなのばかりなんじゃ?」と思いきや、クラッシュゼリーみたいにしたフルーツ味のデザート、シラタキを麺に見立てて焼きそばやラーメン風にしたモノ(かなりホンモノっぽくて美味い)から、定番の煮物、刺身コンニャク、コンニャクステーキなどなど、、、メニュー盛り沢山で、どれも美味くて大満足。それで無料食べ放題。。。コンニャク県・群馬恐るべし。。。
すっかりお腹もいっぱい。腹ごなしにちょっと脚を伸ばして、世界遺産の富岡製糸場へ。
夕方で閉館時間間際だったので門前で記念撮影、それと富岡のアイドル、お富ちゃんを拝んで宿への帰路となりました。時間に余裕をもって、また見学に来てみたいものです。
さて、日曜になって大会本番。無事になんとかゴールして、あとは昼飯を食べてお土産でも買って帰るかー・・・。
ちなみに、ワタシが高崎の「イイ感じ」のお店を調べるのに参考にしているWEBサイトがありまして。
。。。「絶メシリスト」というサイトですが、「地元で昔から愛される店なんだけど、後継者不足で、その味が途絶えてしまいそうな」飲食店を紹介しています。なかなかディープでアツい地元情報が載っていて面白いのですが、大会後の昼食はこちらで見つけた「松島軒」へ。
松島軒は昔ながらの「黄色いカレー」が有名だそうで、暖簾も黄色い。
昔のカレーがこんなに黄色かったかどうかはよくわかりませんが、、、とにかく黄色くて、お味も懐かしく優しい家庭風味のお味。セットのラーメンもチャーシュー分厚くて、とても美味でした。
大会で消費したカロリーを、黄色いカレーで補充。あとは銭湯で汗を流して高崎線で帰京・・・の前に絶メシリストに掲載の名店、寺西精肉店でメンチカツをおやつに頂こうという計画。こちらはレトロな店構えも素敵ですが、一説にはBOØWYヴォーカルのヒムロック様のご実家、とのウワサがあるようですが、実はぜんぜん違うらしい。。。でもまあ、少しは縁もあるかと思って、布袋マンホールで始まった今年の高崎ツアー、氷室で締めでBOØWY巡礼コンプリート、、、と思ったら、、、日曜休み。。。ということでロックポーズで記念撮影だけして退散いたしました。。。
そんなわけで、第10回大会の榛名山ヒルクライム。本筋の競技記録の方は自己最低記録を更新する惨憺たるものでしたが、脇道の観光プロジェクトはこれまでになく充実した内容となったのでありました。。。