2019-05-09

[自転車紀]南房総サイクルツーリズム協会・平群クラブハウスへ

どうもハッピー・ニュー・ERA!令和元年、おめでとうごいざいます。

改元と超大型連休が重なって、世の中イイ感じでしたね。・・・しかし、ワタシのような零細フリーランサー、後ろ盾なんか何も無いペラッペラの自営業者には、連休が大型過ぎると色々辛いのです。連休中も溜まった宿題仕事など、ボチボチ消化したりしましたが、基本的にお取引先様がお休みゆえ、ワタシも休まざるを得ない。休みイコール収入無しなわけで、来月はオカズ無しでご飯にふりかけでもかけて空腹をしのごうかな。

さて、そんなわけで世間の連休に便乗して、ワタシも父の見舞いがてら地元・木更津に戻っておりました。ついでに、愛機のバイクフライデー号を連れて、房総丘陵地帯のサイクリングも。今月半ばには、毎年参加している自転車大会、榛名山ヒルクライムもあるので、練習に山登りもしておきたいところなのです。いまさら付け焼き刃なのは重々承知ですが。。。

今回はまず房総の超級山岳(標高300メートル余りですが)、鹿野山を経由して、前々から訪ねてみたかった、南房総サイクルツーリズム協会の平群(へぐり)クラブハウスに行ってみることにしました。

 

鹿野山より東京湾を望んでおります。連休のマザー牧場は大繁盛につき、鹿野山の道はクルマの交通量多く少々危険でした。

 

昨今、自転車をテコにした町おこし、観光ツールとしての自転車の活用が各地で流行っていますが、我が千葉県も、以前より密かに自転車熱のアツい土地として知られているのです!

3日間かけて県内を走る「ツール・ド・ちば」なんてイベントは、もはや老舗のイベントですし、以前はチーバ君がメインチャラで、別府始さんがアンバサダーで、大々的な県内サイクリングコース紹介WEBサイトもあったのですが、あれ、どうなったんだろ???

特に、県南の鴨川、南房総などは、大学自転車部や全日本のチームが合宿トレーニングをしたりする土地なのです。上級者にとっても走りごたえがあるし、ビギナーにも海岸沿いの道などは絶景で走りやすい。そんな自転車の隠れたメッカに自転車観光の拠点ができた、と聞いていたので以前から気になっていたのです。

聞けば南房総サイクルツーリズム協会は、ロサンゼルスオリンピックのロードレース日本代表、高橋松吉さんが会長なのだとか。ワタシはお名前を知っている程度ですが、日本ロード界の師匠・森幸春さんらと、歴史を創ったレジェンドです。南房総に住まわれていたのですねー。

協会の実際の活動としては、平群地区の廃校になった小学校の校舎を改築、クラブハウスとしてサイクリングの拠点に活用しているそうです。スポーツ自転車のレンタサイクルがあったり、月例で高橋会長のライドイベントがあったり、校庭を利用してのBBQがあったり、そしてつい最近、近隣のサイクリングコースをまとめたパンフレットが完成したのだとか。もらってくるの忘れてしまいましたが。。。元小学なので、トイレが子供サイズで可愛かった(写真撮るの忘れてしまいましたが・・・)。

 

平群クラブハウス入り口。実は前にも通りかかっていたのですが、わからずにスルーしてしまった苦い経験あり。

校舎の一部がクラブハウスとして使われています。自販機もアリ。ジョージクルーニーのCM(古い)のコーヒーが100円でいただける。

ジャイアント社が提供になっているのかな?クロスバイクなどのレンタルあり。アンカーのロードバイクもラックにかかっていましたが、私物なのかな?

 

これからここを拠点に自転車観光のベースとしてますますの発展を・・・と期待していたのですが、協会のFacebookのページを見てみるとあまり良い情報が載っていませんでした。。。廃校になった小学校の施設利用の継続が難しくなってしまったのだとか。。。利用契約期間があるのか、次期は東京の不動産関連会社が利用権を獲得したとのこと。南房総でスポーツ関連施設の運用実績もある会社のようなので、なんとか平群クラブハウスの知見を引き継いで、ともに盛り上げていけたら良いのですが。。。

いずれにしても、地域の有志が底辺から地道に盛り上げていくのは、地域おこしとしては理想のかたちのように思うので、先行きがちょっと心配です。応援の意味も込めて、協会のオリジナル自転車ジャージ、買って帰りました。ジャージをはじめ、オリジナルのTシャツ、ステッカーがWEBで購入できる(リンクはこちら)みたいなので、みなさんよかったら見てくださいませ。それで南房総にサイクリングに出掛けようじゃないか!

 

平群クラブハウス近くの観光目的でない、普通の牧場。こんな感じの香ばしい香りのする牧場が房総の道脇にはたくさんあります。

 

平群クラブハウスからの帰路、鴨川の「酪農の郷」に立ち寄り。よくわからない種類の牛に会えるのも、房総の魅力です。断言しちゃいますね、ぼかぁ。

 

酪農の郷のとなりの、いきいき館で遅めランチ。想定外の連休の来客に転院のオジサンオバサンは完全にキャパオーバー。しかしこの自然薯丼(かき混ぜてオジヤスタイルでいただく)はスルスルとノドを通って無限に食い続けられる危険な食べ物でした。

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