[自転車記]目指せ!焼きそば系サイクリスト〜さわ屋の巻
12月15日は地元・袖ケ浦の山の中にある自動車サーキット「袖ケ浦フォレストレースウェイ」で開催される「ウィンターサイクルマラソン」という自転車イベントに軽い気分で参戦してみましたが、完全に玉砕しました。稽古不足に強風の向かい風でフルマラソンの部42.195km、ボロボロになりながらもギリギリ完走。
午前中にレース(誰とも競い合っていないが)は終了したのでサッサと現地撤収。昼飯をいただきにJR久留里線・横田駅近くの焼きそば専門店「さわ屋」さんに向かいました。実は自転車大会前日の14日もこちらで焼きそばランチいただいており、2日連チャンでの訪問。14日は、大会の準備運動がてら近所をサイクリング。「近くに昼飯処は無いかなー」とスマホで調べてみたらこちらのお店が見つかり、フラリとお邪魔したところ大ヒットだったのです。
JR久留里線・横田駅の踏切を北側に渡ってすぐ。普通の住宅に「さわ屋」の看板がかかっています。何度か前を通りかかったことはありますが、ちょっと控えめすぎて何のお店かは一見するとわからない。入口も普通の家の玄関ドアそのもの。「営業中」の看板がでていなかったらスルーすること間違いなし。
グルメサイトの情報によれば「地元のソウルフード」と紹介されていますが、実はお店ができたのは10年程前と、比較的新しいようです。以前は東京に住んでいた女将さんが横田のご実家に戻って、家の一角を改装して焼きそば屋さんをはじめたのだとか。そんなこともあって、お店のトビラを開けると、意外な程にキレイで新しい、小料理屋さんのような雰囲気。女将さんも都会暮らしが長かったようで、房州訛りもなく、田舎のお店には似つかわしくないような上品さなのです。
上品な女将の小料理屋風、と言っても出される焼きそばは駄菓子屋的。B級グルメなパンチが効いて超ボリューミー。普通盛で通常の大盛りクラスの強敵です。サイクリングの帰りで腹ぺこだったので大盛りをお願いしてみましたが、お皿が運ばれてきた時は「うっ食い切れるか・・・?」と少々躊躇。しかし一口食べてみれば脂っこさが無く、ソースの甘酸っぱさが際立って、さっぱりとしたお味。ズルズルパクパクと箸が進み、気がつけばペロリ完食してしまうのでした。ピリ辛味、塩味などもあるようなので、これはまた再訪のうえ、メニュー全制覇を目指していきたいところです。
ワタクシ、かつてサイクリングのホームコースにしていた荒川サイクリングロード沿いでは熊谷のご当地グルメであるフライ(焼そば入り)、入間川サイクリングロードでは川越焼きそば、地方に出掛けた際には富士宮やきそば、石巻焼きそば、浪江焼きそばなど、好んで焼きそばを食してきました。地元木更津に戻って調べてみると、案外とB級グルメな焼きそばを出すお店が近場で点在している模様。さわ屋の女将さんにも一軒、別の焼きそば専門店を教えてもらったので、近いうちに攻めてみたい所存。今後は自転車の楽しみ方のジャンルとして、「焼きそば系サイクリスト」をテーマに活動してみようか。まぁ間違いなくフォロワーは出てこないジャンルでしょうが、地道に掘り下げてみようかなと思って見た次第です。
キミも始めてみないか!?オレと焼きそばライド。夜露死苦。