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2020-09-25

[焼きそば放浪記番外編]杉乃家の浪江焼きそば

昨日の日テレ「ケンミンショー」はご当地焼きそば特集だったようですね。残念ながら見てないので内容わかりませんが、房総焼きそばは紹介されてないだろうなー。。。さて、このタイミングに合わせたワケではありませんが、久方ぶりに焼きそばネタを書いてみます。
先のブログでも紹介しましたが、自転車大会「あぶくま洞ヒルクライム」参加のため、福島県へ行ってきました。会場となるのは田村市ですが、大会前日は郡山へ宿泊。ホテルにチェックイン後、ちょっと観光で郡山から隣町の二本松市へ脚を伸ばしました。二本松駅近くに、焼きそばの有名店「杉乃家」さんがあるので、そちらで夕飯をいただこうという寸法であります。

二本松駅前 会津若松城・白虎隊の悲劇と同様に二本松のお城でも少年たちの悲劇があったとか 幕末好きは要チェック

福島のご当地焼きそばと言えば、B級グルメコンテストのB-1グランプリで大賞にもなった「なみえ焼きそば」ですね。ダッシュ村でおなじみの浪江町のご当地グルメですが、原発事故で避難対象となったため、杉乃家さんも浪江町から二本松に疎開して長らく営業しています。
実はワタシも震災のボランティアで何度か福島の南相馬などにお邪魔していますが、その帰り、ボランティア仲間と二本松の杉乃家さんで夕飯を何度かいただいて、思い出のあるお店なのです。
夜のお店の開店は17時から、ということで、それまでに玉羊羹で有名な老舗和菓子屋の玉嶋屋さんでお土産を買ったり、、、

幕末・戊辰戦争の激戦地となった二本松城趾を見学したりして、お腹を空かせておきます。しかし、軽い気分で訪れた二本松城ですが、自然の山の地形を活かしたお城で、本丸跡まで登る道のりが激坂につぐ激坂。。。眺望は最高ですが、なるほど本丸跡の標高は345mもあるとか。。。我が千葉県の最高標高地点は408mです。。。すばらしいお城でしたが、ちょっとした登山だと、心して登った方が良いようです。。。

二本松城本丸跡(一番高いところ)からの眺めは最高だけど、もはや登山

さて、すっかり腹も空いたところで杉乃家さんの浪江焼きそばにアタック。市民センターの一角を間借りして営業しているので、入口がけっこうわかりにくい。しかしボクは経験者だからねー(by 弱ペダ杉元)、一直線に入口まで。何年ぶりかなー。かなり久しぶりですが、様子に変わりは無いようです。

メニューを見ると、現在の朝ドラの舞台になっている川俣町の名産、川俣シャモの親子丼などもあって浮気したくなるところですが、男は黙ってやきそば大盛。ちなみに普通盛りも麺300g(だったかな)で充分ボリューミーですが、大盛は500g。グラムで言われてもいまいちイメージつきませんが、お皿が運ばれてきたときの衝撃は結構なモノがあります。

正直「やっちまったなぁ!」というビジュアルイメージ。。。そういえば昔ボランティア帰りに来た時、みんなが普通盛りを頼む中、Aさんだけ大盛を頼んでるの見て「やっちまったなぁ、この人」と感じたのを思い出しました。。。そしていま、時を超えて自分がやっちまいました。。。写真では少々伝わりにくいですが、焼きそばのお皿はフリスビー(大盤)くらいの大きさです。食い切れるかどうか、ビビってしまいますが、お店の方や周りのお客さんの見ている中で残すのはかっこ悪い。覚悟を決めて箸を進めます。

前から思っているのですが、なみえ焼きそばは「焼きそば」というジャンルで語ってよいのか???太さはどう見ても、焼きうどんです。埼玉の川越焼きそばなど、太麺を売りにしたご当地焼きそばも多々ありますが、それらをはるかに凌駕して、隣県の名産・稲庭うどんよりも太い。。。まあ、そんな疑問を常々思いつつ、美味しいからいいか、ということで片付けていますが、要は麺が太い分、ボリュームがあるのです。具材のお肉も厚切りでゴロゴロしてる。美味しいけれど、なかなかの強敵。途中で七味唐辛子をかけて味に変化を加えながら、リズムを崩さないようにテンポでパクパクパク・・・とやっていくと、、、

完食ーーー!やったーーー!お腹ははち切れんばかりですが、美味かったので、思い出の味なので、なんとか乗り切れました。。。ありがとう浪江焼きそば。。。
翌日、自転車ヒルクライム大会に向けて、他の参加者のみなさんが1グラムでも軽くするために努力を重ねているところ、ワタシは大増量フェスティバルをソロ開催していました。。。
と、いったわけで本番の自転車大会の結果はボロボロでした。。。ま、それでもいいのです。焼きそばが美味ければ。

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