[房総焼きそば放浪記]アクアラインを見ながら焼きそばを……見立海岸・大漁や
こんにちは。世の中は引き続き緊急事態ですね。先日、久々に東京に行って、街を歩いている人の数もそこそこいるのを見て「あれ?」と思ったりしましたが、デパートで「食料品売り場以外やってません」的な張り紙を見ると「やっぱり」と肩を落としてしまいますね。最近は少しは自粛要請も緩和されたんでしょうか?
こちら千葉県南部は自粛ムードはあまり関係なく、通常運行のような気がします(飲食店など時短営業してますが)。ちょっと前の話ですが、ゴールデンウイークにサイクリングで通りかかったマザー牧場などの観光地や飲食店はどこも大盛況で、房総南部の国道は渋滞で動けないほどでありました。個人的にはたくさんの観光客が来てくれるのは、ありがたいことだなぁと思いますね。氣志團も言ってますよ「俺ンとこ来ないか?」って。
そんなわけで、、、古いネタで恐縮ですが、GWのある日、好天に誘われフラフラと自転車で海岸沿いをポタリング。木更津のドル箱観光資源の潮干狩りも大盛況でした。写真は木更津・見立海岸の潮干狩り場ですが、こちらの対面にお店を構える焼きそば専門店の「大漁や」が今回の訪問店です。
「大漁や」と言っても看板も何も出ておらず、のぼり旗が唯一の目印。昔から当地でやっている風情ですが、見つけるのに苦労しました。なにせ、グルメサイトなどに情報がほとんどあがっていないので。。。別の機会にレポートしたいですが、近くにある「篠田」という焼きそば店は食べログなどでも高評価の有名店なのですが、こちらのお店は地元民(のみ)に愛されるお店なのでしょうか。
場所は海岸通り沿いのわかりやすいところにあって、入口にはメニューのディスプレイ看板も出ています。年季の入った雰囲気が地元民以外を遠ざけるのでしょうか?ちなみにこの看板は海沿いの強い風でよく倒れています。。。
道路から入ってお店の入口側。なんか昔、地元で漁師してた叔父さんの家ってこんな雰囲気だったなーと思い出します。「大漁や」という名前からして、以前は漁業をしていたお宅なのか?漁関係の仕事場だったのか?民家を改装して営業している様子です。軒先のテラス?で座って、食べることもできる模様ですが、持ち帰り注文の人がここで時間をつぶしている場合が多いみたい。
さて、店内に入って壁のメニュー表。特徴的なのは「やきそば+やきうどんミックス」。ありそうで無かった?挑戦的なコラボレーションではないでしょうか。トッピングメニューも定番の目玉焼き意外に「赤い」ウインナー、魚肉ソーセージ、マルシンハンバーグ、生玉子と、ありそうで無かったツボを突いている印象。厨房を見ると40・50代のお母様と20代?の娘さん、とお見受けするヤングレディースのコンビ。ベテランのおばさんが頑張っていることが多い焼きそば専門店には、なかなか無いセンスを発揮しています。
そのほか、カレーや定食、一品料理もあるみたい。特にこの日は春先で、千葉ではアサリやタケノコの季節ですから、そういった旬食材メニューも出すらしい。地元の常連さんなどは、このへんの料理をチビチビとアテにしながらビールを飲んでますね。ワタシもそういうスタイルで食べに来てみたいものです。。。
チビチビと呑み喰いしたいところではありますが、、、ノーマルに焼きそば大盛りをオーダー。当地の焼きそばはストレート乾麺が特色、ということになっていますが、こちらは比較的、世間一般的な焼きそば風。クセも無く、万人受けするタイプ。。。となると、マルシンハンバーグや生玉子といったクセが強めのトッピングを試したくなりますね。。。
当地の焼きそばとして珍しいマヨネーズかけ放題のサービスも。せっかくなのでマヨビームを縦横無尽に発射させていただきました。
と、いうことで木更津の海岸沿い、アクアラインを降りてすぐ近くにあるんだけど、案外穴場的に知られていない「大漁や」でした。今度はマルシンハンバーグトッピングで豪快にがっつきたいと思います。もしくは「やきそば+やきうどんミックス」。焼きそばと言えばソース味、焼きうどんといえば醤油味が常識ですが、この「ミックス」は何味なのか?気になるところです。。。