toggle
2020-05-28

さらばブルーシート

コロナウイルス騒動でそれどころではない、というか、すっかり忘れ去られてしまった感もありますが、昨年来、台風が連続で直撃してウチの地元は災難続きでありました。

かく言うワタクシのウチも15号の強風で屋根瓦の一部が吹っ飛び、直接的な被害だけで無く、近隣のお宅の窓を割ってしまうなどのご迷惑もおかけしました。まぁ、当時ワタシは東京在住でしたので、千葉の被害を直接体感したわけではありませんが、実家に戻ると屋根瓦にブルーシートがかかっていてビックリしたものです。

その後、地元の木更津、より被害の大きかった館山などの千葉南部を見て回ると、いたるとろブルーシートのかかった屋根ばかりで、一部の瓦がちょっと飛んだだけで済んだウチは大した被害では無かったんだなぁ、と感じさせられました。

同時に、屋根瓦の業者さんの修理予約も数百件待ちらしく、軽症のウチはいつ順番が回ってくるかわからんなぁ、と思ったモノですが、やっと順番が回ってきました。今日から屋根瓦の業者さんが入って、屋根瓦の張り替えをやってくれています。長らく雨風を耐えてくれたブルーシートも晴れてお役御免です。ご苦労さま。

昨年の台風被害で、「被災地」千葉県は全国各地の皆さんに助けてもらいました。東日本大震災の被災地、熊本地震の被災地からも「あのときの恩返しに」と多くの方々が駆けつけてくれたと聞いています(南相馬・福興浜団の上野さん、ありがとうございました)。ちょっと聴いたところでは、いまウチの屋根瓦をやってくれているのは熊本の職人さんたちだとか。台風被害の後にブルーシート貼りのニーズが多発して、鳶職や建築系の職人さんもボランティアで来てくれました。その後、出稼ぎ的にこちらの残って屋根の補修の仕事をやってくれている業者さんも多いのかなぁ、と思います。ありがたいことです。

冒頭の一言のとおり、コロナウイルス騒動で世の中大変ですが、15号の後、台風19号では長野県や宮城県をはじめ、洪水などで大変な被害が出ました。ワタシのお世話になってる編集者さんのご実家(宮城県丸森町)も多大な浸水被害だったとか。まだ昨年の台風(などなどの)被害で苦労している人も大勢いる。そのへんのことも忘れちゃいかんですな。

関連記事