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2019-05-20

[自転車記]第7回ハルヒル参戦記・大会前日

こんにちは。(いちおう)グラフィックデザイナーわたくし、山田のブログですがデザインの話題は一切無しですっかりお馴染み。今回は5月19日に行われた自転車大会、榛名山ヒルクライム参戦記です。


榛名山ヒルクライム a.k.a ハルヒル。ワタシ山田は第1回大会から皆勤賞で参戦して今年で第7回。最初はどことなく、地方のローカルイベントといった、のどかな雰囲気だったハルヒルも、年々人気が高まって今回は参加者7500名ほどのマンモスイベントになりました。ヒルクライム大会で日本一のビッグイベントといったら、富士スバルラインで行われる富士ヒルクライム(参加者10000人越え?)ですが、ハルヒルは開催地である高崎市の熱意だったり、地元の方々の歓迎っぷりをひしひしと感じられて、ビッグイベントに成長した現在も、ローカル大会の手作り感といいますか、温かみを感じられる素敵な大会なのです。この点にかけては、日本一のイベントといってもいいかもしれないなー、という所感。
さて、そもそも「ヒルクライム」というのは何かというと、自転車で山(坂道)を登り続けるというイベントでして、ハルヒルの場合は、榛名山の麓から、標高1080メートルの榛名湖まで駆け上ります。自分の場合は「駆け上がります」とかいう颯爽とした感じではなく、息も絶え絶えに必死にペダルを回してボロボロになりながらゴールに辿り着く、という感じですが。。。

競技の結果から申しますと、自己ベストタイムから10分以上遅れ、昨年の記録からも2分以上遅れ、体格の肥大化と共に、成績の退化に歯止めがかかりません。。。そんなわけで近年のモチベーションとしては、成績の向上とか、そんなことは気にせず(目を背け)、いかに大会参加をエンジョイしてやろうか、という脇道プロジェクトに注力しています。開催地・高崎の名所を巡ったり、ご当地グルメを食べたり、つまり、脇道プロジェクトとはタダの観光なのですが、第1回から参加しているので有名所はだいたい掘り尽くして、最近は「知る人ぞ知る」的なことろや「わざわざ観光で行かなくてもよくない?」的なスポットを狙ってみたり。。。といったわけで、大会前日の土曜日は、参加受付手続きを済ませた後に、大会コースの試走と、街の探索に出発であります。

例年通り、土曜午前中に高崎駅着の快速電車で現地入り。ここ数年は、大会会場までの途中にある、旧中山道板鼻宿のとんかつ屋・板鼻館で、タルタルソースカツ丼の昼飯を食べる。というのがルーティンになっているのですが、高崎到着早々にアクシデント発生。同行のSさんが荷物を電車の網棚に忘れてしまった由。不運にも当該の電車は折り返し東京に向かってしまったため、JRからの連絡を待って、Sさん一端、荷物ピックアップに籠原駅まで引き返し。しかし無事に荷物が戻ってきて何よりでありました。よかったよかった。・・・一方、高崎駅前でSさんを待つ間、ワタシの自転車から「シューーーー」との異音。心当たりは無いものの、なにかにぶつかったのか、前輪のタイヤの空気が抜けている真っ最中。ということで、もそもそとチューブ交換をしていると、Sさんが無事に荷物を持って高崎にカムバック。出だしからいろいろとトラブル発生して出遅れましたが、それも良しです。観光で行ってみたいスポットは色々あるものの、時間は有限。逆に候補が絞られました。。。で、土曜の行動プランは大会会場の屋台でお弁当ランチからの榛名神社までコース試走&神社お参り、帰り道にネットで調べた地元B級グルメ買い食いで締める。に決まりました。

さて、これまで高崎グルメは「焼きまんじゅう」「ソースカツ丼」「ハッスル餃子」など食べてきましたが、今回は肉屋さん寺西末広支店の「オランダコロッケ」です。オランダコロッケ自体は以前に有名店の平井精肉店で経験済みですが、寺西精肉店はちょっと変わったバックグラウンドを持っているみたい。そもそも、オランダコロッケとは、チーズインコロッケのことで、チーズの産地のオランダにちなんだネーミングのよう(Wikiに細かい情報もアリ)です。20年くらい前から、高崎市内でこれを出すお肉屋さんがいくつかあるとのこと。寺西精肉店もそのひとつなのですが、こちら、高崎の生んだロックスター、氷室京介さんのご実家、との説(氷室氏の本名は寺西修)があると。。。何年か前「氷室さんの高崎のご実家が火事で全焼」というニュース報道があって、「実家どこにあるんだろう?ハルヒルの時に行ってみたい」とか、超不謹慎な企てをしたこともありましたが。。。このニュースを参考にすると、ご実家は無くなっているはずなので、氷室実家とは違うように思うのですが。。。結論は、この情報の参考にした、高崎のグルメ情報サイト「絶メシリスト」の取材記事をご覧ください。ナイスな取材記事です。もろもろ、あまり大々的に教えないほうがいいみたいかなーという情報だったりしますが、まぁ、ワタシのブログ、情報伝播力ないからいいか。。。

そんなわけで、大会前日の締めに無事にオランダコロッケを食した後は、ちょっと教えたくない(ちょっと調べればすぐわかる)、日帰り入浴のできる素敵旅館で汗を流し、こちらも毎年ルーティンの濃厚タンメンで腹を満たし、ストロング酎ハイを睡眠薬代わりに、宿のWIFIからDAZNでジロ・デ・イタリアの中継を見ながら寝落ち。と相成りました。翌日曜日は4時起床であります。

今年のハルヒル参加賞はオリジナルサコッシュ。うーん。これもステキだけど、前回・前々回のサイクルキャップ(帽子)が最高だったので、またキャップの参加賞を希望。
榛名神社参道のお茶屋さんにいるワン公と邂逅。こいつは飼い主以外は近付くと牙を見せてくるので、ナデナデはご遠慮させていただいた。
大会前日のコース試走は定番だけど、榛名神社まで登ってきたのは久しぶり。山の中はひんやりと涼しい、を通り越して寒かった。
写真フレームに収まっていないけど、榛名神社本殿は一部工事中でした。
看板は肉一文字。寺西精肉店は古い街道沿いの橋のたもとにある、昭和のイメージを令和にもってきた素敵なたたずまいでした。
寺西精肉店のオランダコロッケ。少々時間待たされますが、揚げたてアツアツのサクサクをいただける。100円くらいだったかな?
オランダコロッケインサイド。ほかにも90円のメンチカツもいただきましたが、普通にものすごく美味い。ワタシが高崎在住の学生だったら、毎日放課後に通って肥満児になることは確実。高崎に生まれなくて良かった。
ハルヒル参戦前日晩飯の定番、定宿近くのラーメン屋さんフタツメの濃厚タンメン。大会前日のカロリーコントロールなど一切気にせず一気に完食。成績が伸び悩む原因はこれかもしれない。
今回、すばらしい日帰り入浴のお風呂を発掘。イイ感じの旅館のお風呂を500円で堪能(現在改装準備に向けての入浴料でぅカウントサービス中での500円。レギュラー料金は650円)。これはまたハルヒルの定番コースになる予感。

 

 

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